弊社は、平成14年、名古屋税関より通関事業の免許を取得し、鈴与株式会社の通関手続きを専門に行う機能分担子会社として創業致しました。
その後、輸出入通関の申告手続きのみならず、申告の前後に必要とされる各種手配業務・サービスを行う業務部門をカスタマーサービスとして取り込んで質の高い海貨業務を総合的に提供させていただいています。
平成26年にはAEO制度への対応を果たすとともに、通関手続きの電子化ではいち早く輸出入商品の情報をデータベース化して自動化を進めるとともに、令和元年には関係者間の作業進捗情報を共有する基幹システムを大幅に改変し、時代に見合った省力化・合理化の取り組みを図って参りました。
コロナ禍で私たちのビジネス環境や生活様式、価値観は大きく変化しました。急速に社会に浸透するデジタル化、働き方やコミュニケーションのあり方が問われている中でも、いつの時代も鈴与グループの理念である<共生>の精神に基づき、お客様、社会、従業員が豊かになる会社を目指していくことに変わりはありません。
仕事は基本を忠実に守り、確実に積み上げていきながら、仕事の本質を理解し最新デジタルを活用した業務効率化を推進していくことが大切です。その繰り返しが高品質な通関、海貨、航空サービスを提供し続ける原動力であり、微力ながらお客様や、物流の社会インフラに貢献して行くものと考えます。
また、デジタル社会の時代でも従業員の健康を第一にお互いが尊重し合う活発なコミュニケーションを通じたチーム力が仕事の変革に欠かせません。コンプライアンスの遵守、職場環境や運用ルールの整備を行い、働き甲斐のある、働きやすい職場作りに取り組んで参ります。
従業員一人一人が最大限の力を発揮し、お客様、社会に貢献していく会社を目指して、一層努力して参る所存です。
代表取締役社長
池田 光弘