鈴与通関株式会社

通関部輸入チーム所属外山 達也
平成15年10月入社 入社16年目

専門家の肩書きにあこがれて通関士資格を取得し、通関士として横浜で勤務していましたが、結婚を機に静岡へ居を移し中途入社しました。会社設立間もない入社で、当初社員は私1名で寂しかったのを覚えています。チームリーダーとして勤務し、育児休暇者・時短勤務者も所属しているチームをより働き易い環境となる様に心掛けています。

通関士のお仕事

通関士は認知度の低い資格ですが、貿易に関わる唯一の国家資格で専門知識を求められます。自給率の低い日本では貿易が生活基盤を支えており必要不可欠な職種です。清水港の特徴的な輸入貨物である冷凍マグロを例に挙げ、通関士の業務をご紹介します。
外国産のマグロが多く販売されています。どの様に皆さん届けられるのでしょうか。そして、通関士はどこで関わっているのでしょう。

①公海(どの国にも属さない海)で漁船がマグロを漁獲し、すぐに冷凍保存します。
 原産国は、漁獲した漁船が属している国になります。
 例えば、中国漁船だと中国産・日本漁船だと日本産となるルールです。
 原産国が異なっても、マグロそのものに違いはありません。
②外国産のマグロが日本に到着し、港で荷揚げ後に超低温倉庫に保管されます。
③日本国内へ引取る前に、税関より輸入許可を受ける必要があります。
 許可を受ける為に必要な提出書類を作成・申告する事が通関士の主な業務です。
 魚種(学名)・加工状況(形状・熱の加えられ方等)・保存状況(冷凍・冷蔵等)等を判断し、統計番号・輸入関税率を決定します。
 価格根拠の書類、ライセンスや食品用として問題ない事を証明する書類等を提出し、必要な審査・検査を経て納税し許可となります。
④倉庫から全国へ 許可後に切り身等に加工され、ようやく皆さんの口に入るのです。

チームワークを大切に!

通関士は法律に基づく職務であり、正確な申告が前提ですので、ミスの無い様に書類作成します。思い込み等の自分自身の誤解を正し、申告の緊張感を和らげるには良いチームワークが欠かせません。ミスが無い事は通関業者の品質を高め、荷主様からの信頼を得る事にもつながるのです。

こうなると通関士一人前かも!

・商品パッケージの裏面が気になってしまう
 →原産国・成分値を確認したくなるのは職業病です。

・通関士ライセンスの写真が若い
 →写真が添付されていますが更新はなく、時の流れを感じます。

・自分が通関した商品を実際に手に取りたくなる
 →世間に流通した商品を見ると、やはり嬉しいです。